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スマホでおふろとは?パナソニック エコキュートの遠隔操作機能解説


目次

スマホでおふろとは?

パナソニック エコキュートの注目機能のひとつが、専用アプリ「スマホでおふろ」です。このアプリを使えば、スマートフォンからエコキュートを遠隔操作でき、外出先や家の中のどこにいてもおふろの準備や給湯の管理が可能になります。 従来は浴室リモコンや台所リモコンでしか操作できなかった機能が、手元のスマホひとつで完結できるようになり、忙しい毎日に大きなゆとりを与えてくれます。

スマホでおふろでできる操作

アプリを使うと、以下のような便利な操作が可能です。

  • ふろ自動 … 設定した湯量・温度で自動お湯はり。完了後は自動で保温やたし湯も実行。
  • 追いだき … 浴槽のお湯を増やさずに温度だけを上げられるので省エネ。
  • ふろ予約 … 帰宅時間に合わせて、自動的におふろを準備しておける。
  • タンクの沸き増し … 急な来客やお湯不足のとき、タンクのお湯を追加で沸かせる。
  • エマージェンシー沸き上げ … 台風や大雪などの気象警報と連動して自動的にお湯を確保。
  • 見守りモード … 離れて暮らす家族のお湯の使用状況を確認でき、安心感を提供。
  • エラー通知 … トラブルが発生した際、アプリにエラー内容や対処法が通知される。

対応機種と条件

パナソニックでは、2020年10月以降に発売されたフルオートタイプの主要シリーズに「スマホでおふろ」機能が標準対応しています。 ただし、給湯専用タイプや一部のセミオート機種は非対応です。利用には以下の条件があります。

  • スマートフォン(iOS / Android)にアプリをダウンロード
  • インターネット回線と無線LANルーター(WPA2以上の暗号化対応)
  • 無線LAN搭載の「コミュニケーションリモコン」が必要

対応シリーズ・価格帯・補助金対応額

以下は「スマホでおふろ」に対応しているシリーズを、クラス・価格帯・補助金対応額とあわせてまとめた比較表です。

シリーズ クラス 価格帯(税抜・目安) 補助金額(給湯省エネ2025事業) 特徴
JPシリーズ プレミアム 約118~135万円 最大13万円 ウルトラ高圧・快適機能充実・ダブル真空断熱材搭載
Jシリーズ ミドル 約95~110万円 最大10万円 ウルトラ高圧タイプあり・省エネ機能も充実
Nシリーズ ミドル 約105~120万円 最大10万円 耐塩害仕様あり・幅広いラインアップ
Cシリーズ ミドル 約89~95万円 最大13万円 コンパクトモデル・狭小地向け
Wシリーズ スタンダード 約117~138万円 最大10万円 薄型タイプあり・高圧仕様
Sシリーズ スタンダード オープン価格(約95~120万円想定) 最大10万円 最新モデル、コストパフォーマンス重視
Hシリーズ スタンダード 約114~126万円 最大10万円 床暖房対応モデルあり
FPシリーズ 寒冷地 約124~137万円 最大13万円 -25℃でも対応可能・高断熱仕様
Fシリーズ 寒冷地 約96~125万円 最大10万円 高圧・耐塩害仕様あり
LSシリーズ 寒冷地 オープン価格(約110~125万円想定) 最大13万円 日射量シフト機能あり・再エネ対応

※価格は本体のみの参考価格であり、工事費は含まれていません。販売店により異なります。
※補助金は「給湯省エネ2025事業」の対象。機種や条件により変動します。

外出先でも家の中でも活躍

「スマホでおふろ」は外出先でも家の中でも便利です。例えば仕事帰りにアプリを開いて「ふろ自動」を押せば、帰宅後すぐに入浴可能。また、2階でくつろいでいるときに「追いだき」をスマホから操作することもできます。 旅行などで長期間家を空けるときには「沸き上げ休止」を設定することで、余計な電気代を抑えることも可能です。

災害時にも安心の機能

特筆すべきは、災害時にも役立つ「エマージェンシー沸き上げ」機能。気象警報に連動して自動的にお湯を確保し、停電や断水時でもタンクに貯めたお湯を生活用水として使えます。 日常の快適さだけでなく、もしものときにも備えられる点は、大きな安心材料です。

まとめ

パナソニックの「スマホでおふろ」は、便利な遠隔操作だけでなく、省エネ・快適機能や災害時の安心をプラスした先進的なシステムです。 対応シリーズは幅広く、特にフルオートタイプを選べばほとんどの最新機種で利用可能。さらに補助金の活用で、導入コストも軽減できます。これからエコキュートを導入・買い替え予定の方には、ぜひ注目していただきたい機能です。

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